今日は制作の豆知識を。
水彩にはいろいろ筆があるが、描き続けている分、筆の個性にあった使い分けができるようになる。
最近は、基本的な水彩筆(洋筆)と日本画によく用いられる日本画筆(彩色筆、面相筆)の両方を使うことが多い。
上の画像、左から平筆、丸筆、平筆(大)、飛んで面相筆、彩色筆。
境目が銀色の方が基本的な水彩筆になる。
水彩筆は少し硬めで、エッジの効いた塗りも細かい部分も自由自在。
一方、日本画筆はとても柔らかく、水分の含みが多いので、滑らかなグラデーションや微妙なニュアンスの彩色に便利。
下の画像は2種類の筆で塗り比べ。(紙はホワイトワトソン)
面相筆は同じ時間置いてもまだ乾かない、水分の跡が残りやすい。
一方、水彩筆は安定的かつ均一に色が載る。初心者は絶対、水彩筆から揃えるべき。
アップ。(上:面相筆、下:水彩筆(イタチ毛))
写真じゃわかりにくいよな〜
ちなみに私は、彩色筆は下塗りや人物の肌を塗るのに使っている。
塗り具合の違いは、本当〜に繊細なところなんだけどね。しかし、神は細部に宿る。
実践するには色々研究が必要。
御言葉も研究して、自分という個性の作品を作ろう^^
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